日本湿地ネットワークの総会とシンポジウムが豊橋で開催された 三河湾は、高度経済成長期から東京湾と並ぶ「日本一汚れた海」と揶揄されてきたが、ダイナミックな再生事業の結果、慢性的な珪藻赤潮や青潮を退治し、日本のアサリの約8割を産出する元気で豊かな海に甦った。 25日開かれたシンポジムでは概論、26日は港湾開発による消失を免れ、三河湾再生の核となる六条潟の見学を行った。 また、愛知には「東海の尾瀬」と評される内陸湿地葦毛湿原がある。湿地の乾燥化を善とせず、湿地として積極的に保全していこうと取り組まれた全国初の取組も、豊橋市教育委員会の文化財センター所長の案内で現場で説明して頂けた。 しかし、地元からの参加は少なく、「地元の人が地元の良さを知らない」ことを知った2日間でもあった。2016.06.28 01:30
山川里海健康診断活動報告6月6日(月)、7日(火)に行った健康診断の新聞記事ご紹介今年も、5月27日に、豊橋市立賀茂小学校の4年生の児童と、ウナギを指標とした川の健康診断を行いました。6月に入って6日、7日と続けて川と海の健康診断を矢継ぎ早に実施しました。これは、梅雨入りの平年日6月8日を意識してのことでした。子供たちが指標としている、ウナギ、ヤマトシジミ、アサリは、古代からこの国に豊富にあり食べられてきた伝統食材です。しかし、近年は種として絶滅が危ぶまれるほど減少しています。とよがわの恵み、三河湾の恵みが、これからもずっとずっーっと味わえるように、豊川生命圏を未来に生きる子供たち自ら、診、守っていきます。2016.06.24 01:49
まずは、公有水面埋立法の改正チュウヒ保護の進め方の公表について環境省ではこの度、チュウヒの保全に役立てるため、チュウヒ保護の進め方をとりまとめました。今後、関係者が、広く活用することを想定し作成しましたのでお知らせします。チュウヒは、日本では湿原に生息・繁殖する唯一の猛禽類で、チュウヒが生息していることは、良好な湿地生態系が維持されていることを指標していると言うこともできます。しかし、現在、日本国内で繁殖するワシタカ類の中では亜種を含めても繁殖個体数が最も少ない種となっています。チュウヒの個体数の主要な減少の要因は、湿地の開発や植生遷移によるヨシ原の衰退等による生息環境(特に繁殖地及び越冬ねぐら)の減少等であると考えられます。このため、チュウヒの専門家による検討会等を踏まえ、「チュウヒ保護の進め方(案)」をとりまとめ、平成28年3月31日(木)から4月29日(金)までパブリックコメントを実施し、その結果を踏まえ、今回公表するものです。内容は、チュウヒ繁殖地の保全・配慮の考え方や具体的手法等を示し、チュウヒの保護活動等に取り組む関係者が、チュウヒ繁殖地の保全に役立てることができるようとりまとめています。2016.06.14 02:54
締切間近 ! 「甦(よみがえ)れ!葦毛湿原」この講座、定員が20名で締切間近。早くしないとダーッシュ!≡≡≡ヘ(*--)ノ 甦(よみがえ)れ!葦毛湿原葦毛湿原の現状や未来へ遺(のこ)すための最新の取り組みを紹介日時:6月26日(日曜日)10時~11時30分 講師:贄元洋さん(文化財センター学芸員) 定員:20人申込はこちらから ↓2016.06.10 08:08
第6回びわコミ会議《開催概要》【開催テーマ】「恵み 味わい 暮らし つなぐ」【日時】2016年8月20日(土) 10:00~16:30【会場】コラボしが21(滋賀県大津市打出浜2-1、びわ湖ホール向かい)【定員】200名【参加費】無料【内容】みんなつながる報告会/びわこのこれから、話さへん?/ブース展示 ほか【参加対象】琵琶湖とその流域の保全にかかわっている人や興味のある人ならどなたでも(子どもや県外からの参加も歓迎)2016.06.08 09:14
新しく加わった「食べて学べる教材」三河湾環境再生の成果物手剥きあさり佃煮に続いて、三河湾のはぜを使った甘露煮です。三河湾の環境悪化から、輸入品で代用していたものが、少しずつではあるものの地元三河湾で育ったハゼで製品がつくられるようになりました。今年は、こうした三河湾の環境再生を味わえる食材を使った授業を「山川里海健康診断」のプログラムに加えていきます。2016.04.23 16:32
お知らせ第16回 豊 川 河 口 干 潟 で 遊 ぶ 会干潟を守る日2016 湿地のグリーンウエーブ2016協賛事業 雨天決行 ●と き 2016年 4 月23日(土) 9:30~15:30●ところ 六条潟 海岸堤防は、耐震化工事片付け中につき、ケガや事故のないようお願いいたします。●集合場所 豊橋市総合体育館 第一会議室あさりの湧く国内唯一無二の六条潟の保全・活用案を、ステークホルダーの皆様と一緒に創っていくステークホルダー(利害関係者)会議を観察会の前に開催します。奮ってご参加ください。 [プログラム]○受 付 9:00~ 9:20 ○午前の部 9:30~ 11:30 ステークホルダー会議 システムとしての六条潟の保全と活用について豊川・六条潟・三河湾の抱える課題 六条潟の役割・便益・賢明な利活用 ※雨天は、原案をたたき台として終日議論を深めて参ります。昼 食 おにぎり・飲み物などは各自ご用意下さい。○午後の部観 察 12:30~15:00 干潟観察をします。 役割分担して「生き物調査」を実施 その後は自由行動とし、15時までに体育館会議室に戻る 総 評 15:00~15:30 調査結果の交流と質疑・説明(30分)参加費: 無料注意事項:・素足では怪我の恐れがありますので、長靴を用意して下さい。 ・汚れても良い服装で、帽子、防寒具、タオルなども用意して下さい。 ・スコップや網・バケツなど、潮干狩りグッズは各自用意して下さい。 ・風の状況によっては、潮がよく引かないこともあります。公共交通:バスが豊橋駅前から出ています。⑦のりば 総合スポーツ公園(終点下車)申し込み:E-mail : office@mikawa-eco.com Tel.: 090-3306-1286(山本)主催 : アジアの浅瀬と干潟を守る会 六条潟と三河湾を守る会 豊川を守る住民連絡会議後援 : 豊橋市 愛知県協賛 : 日本湿地ネットワーク ラムサールネットワーク日本2016.04.03 14:54
全国アマモサミット2016 in 備前 名古屋市中央卸売市場は昔から、生産量の多い広島産のカキではなく、今回舞台となる備前(岡山県)の日生のカキを扱ってきました。東海地域の消費者の皆さんは、日生の長年の取組を支えてきた最大のスポンサーなんです。2016.04.01 18:29
愛知県長良川河口堰最適運用検討委員会のはたらき【経 緯】長良川河口堰開門調査は、大村秀章愛知県知事の3つの公約(三河湾再生、設楽ダム見直し、長良川河口堰開門調査)の一つ。 平成24年1月から国土交通省に対して、「長良川河口堰に関する合同会議」を開きませんか ? と呼び掛けているものの、いまだに合同会議は開かれていない。長良川河口堰の開門は、庁内にも検討チームを作って、平成24年から毎年1回開いて報告書を出している。 国交省に対して「なぜ開門しないのか」と言う質問書の提出を行っている窓口機関は「愛知県長良川河口堰最適運用検討委員会」で、過去に送った質問書に対する国交省の「かくかくしかじかで開けられない」回答に対して、それでも開けて欲しい愛知県は、国交省に再度質問する内容の検討を3月31日(木)に行う予定。【国交省への質問と回答】 国交省への質問は3部[環境、治水と塩害、利水]構成 全体が愛知県の質問に真摯に答えておらず、重要と思われる資料も「ない」と回答したり算定根拠も示されないものが多い。1環 境 国交省は、事例として挙げている水質と底質、ヨシ帯、アユに関して、評価 に値する河口堰運用後の事後調査は行っておらず回答不能。2治水と塩害 国交省は建設前の塩水遡上や洪水時の記録の消失、計算方法の誤り、また、 河口堰運用後の堰上流及び下流の河床高の把握もしていなかった。従って、 「開門すると1,600haの農地に塩害の恐れがある」と言う論拠がないこと が分かった。加えて、根拠の不確かな塩害の恐れを農業従事者らに吹聴し ていたために、開門調査への懸念に繋がったものと思われる。3.利 水 高度経済成長期を算定基準とした過大な水需要をいまだに用いて、河口堰の 必要性を主張しているが、河口堰運用後の供給量と使用料を比較すれば”水 余り”は明らかである。水道利用している知多市民からは、「長良川の水は まずいので、元の木曽川の水に換えて欲しい」との要望がある。【意見書について】 以下のようなこと、意見書には記載できますので参考に 1の環境は、国交省の河口堰運用後の、堰直上の淡水赤潮の発生頻度を問うたり溶存酸素を問うたりできます。堰下流の赤須賀漁協のアサリの漁獲高の推移を示す資料の要求は有効です。また、孵化直後のアユの降下や親ウナギの降下に対する河口堰の影響なども質問項目に加えたら良い。2の治水と環境は、長良川そのものが上流からの土砂の流下量が多い川なので、河口堰建設工事中にも出水のたびに想定外の堆砂分を浚渫していた可能性があることを質問項目に加えたら面白い。運営から20年後の河口堰内の河床高を最新の計測方法で、しかも公開で測定する提案も有効。3の利水については、知多や三重県北部の住民からの意見提出が望ましい。2016.03.11 16:26
意見書提出のお願い お忙しい中恐縮ですが、諫早湾の閉め切り堤防とも関係の深い「長良川河口堰開門調査」を実現させるためにお力をお貸しください。ホームページから閲覧できる国交省とのやり取り(32ページ)にじっくり目を通して頂ければありがたいのですが、国交省との争点は「農業への塩害(6-7/32ページ)」です。石高で表す米本位制が終焉した明治維新以後も、日本の農林水産行政にはカースト(身分)制度が現存しています。 農→農林水産省 林→林野庁 水→水産庁日本は、EEZ(排他的経済水域)世界第6位の海洋国でありなから水産庁は農林水産省の外庁、しかも林野庁よりも格下となっております。開門調査は、せっかく造った施設を破壊することなく、開けっ放しにしておくだけの非破壊検査です。長良川河口堰常時開門で、地球上でもっとも生物生産性≒漁業生産性の高い、川と海の間の汽水域を取り戻したいと願っています。しかし、わたしの強調したいのは、開門による生活領域の便益の方です。・河口堰運用後の環境影響の軽減と軽減措置費用の縮減・長良川及び伊勢・三河湾の水産物の種類×質×量の向上←開門調査で世界が欲しがる環境データ ↓ 理化学的な統計数値だけでなく、食卓で実感できる環境再生の成果土地水資源課 HPhttp://www.pref.aichi.jp/…/t…/nagara-iinkai11-mousikomi.html●ご意見の募集について 今回の検討委員会では、開催に先立ち、これまでに取りまとめた「国交省等への質問書(案)」に対する御意見を以下のとおり募集いたします。 御意見がございましたら、意見募集様式に必要項目を御記入の上、電子メールまたはFAXにて振興部土地水資源課までご提出ください。 提出期限:平成28年3月23日(水曜日)2016.03.11 09:37